飲みにくい漢方薬を楽に飲む方法

2018/12/14

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みなさんは漢方薬、飲めてますか?

私は苦手なんです。
味と、ざらざらした感じが・・・。

粉のまま口に入れて水で流し込む方法では、味をもろに感じてしまうし、ざらざらした感じや後味がいつまでも残るのが苦手です。薬局などでおすすめされる、少量のお湯に溶かして飲む方法では、ざらざらした感じは和らぎますが、味を感じることには変わりないし、ひどいときは吐きそうになります。

そのため、つい最近まで袋状のオブラートに包んで飲んでいました。味はわからなくなるので、飲みやすかったです。






ですが、毎日のこととなると、薬をオブラートに包み、水につけてゼリー状にして、口のなかに入れる・・・という手順が、なかなか手間でした。しかも、漢方薬の1回分が、オブラート1枚には微妙に入りきらないため2枚に分けなくてはならず、さらに手間でした。ためしに無理やり1枚に詰め込んでみたら、飲む途中でオブラートが破れ、テーブルの上は粉だらけ、大変なことになりました。

先日、薬局のパンフレット類を整理していたら、漢方薬を飲みやすくする方法というのが載っていました。その方法というのは、文字で読んだ印象では、特別な工夫をこらしているようには見えなくて、普通に飲むのと何がちがうんだろうか? と思ったのですが、ためしに家でその飲み方で飲んでみると、びっくりです、すごく飲みやすいのです。
今回はその方法をご紹介したいと思います。



①まずは、水だけを口の中に含みます。


飲み込まずに、ためておきます。




②次に、漢方薬を口の中に入れます。


舌の上には水があり、その上に漢方薬が浮いているような状態なので、味はほとんど感じません。




③そのまま、いっきに飲み込みます。


これだけです。


簡単ですよね。すごくシンプルな飲み方ですが、あらかじめ入れておいた水のおかげで(うまく飲めたら)味はほとんど感じないですし、後味や、ざらつきが残る感じもありません。まれに失敗して水の量が少なすぎたりすると、何粒か口のなかに残ってしまいますが・・・、それでも「粉 → 水」で飲むほどの苦痛はないですし、オブラートのような手間もありません。

私はこの方法で、オブラートを卒業できました。
漢方薬を飲むことにいつも困っているという方は、よかったらぜひ試してみてください。



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