先日美容院に行ったときに、美容師さんと手荒れの話になりました。
美容師さんは仕事柄、手荒れに悩んでいる方が多いそうです。美容師さんは私がドラッグストアで働いていることを知っていたので、「何かいいのないですか?」と質問されました。そこでおすすめしたのは「ダイアフラベール保護保湿クリーム」という商品です。
この商品、以前は私も知らなかったのですが、少し前に店の推奨品として売り上げ目標が設定されまして、ビューティー担当の方から買わない? とすすめられた経緯があります。
サンプルなどをもらってつけてみたところ、ワセリンを含んでいるのにさらっとしていて、ハンドクリームによくあるベタツキ感が気になりませんでした。自分でも気に入ったので購入して、この冬はお世話になっています。お客さまとしてよく来てくださる美容師の方にもおすすめしたところ、気に入っていただけたようです。今回は、ダイアフラベール保護保湿クリームについて、どんな特徴があるのか紹介したいと思います。
ダイアフラベール保護保湿クリームとは
市販薬の軟膏なども扱う、内外薬品株式会社から販売されている、保湿剤です。分類としては医薬品ではなく、化粧品になります。ハンドクリームとして手に塗るのはもちろんのこと、顔・体など全身に使えます。無香料、無着色、パラベン無添加と、低刺激な作りになっています。無香料なので、お客さまの顔の近くで手を動かすことの多い美容師の方でも、使いやすいと思います。
製品の特徴
①皮脂膜の働きを担うリピジュアを配合
②角質層の水分を保持する植物由来天然セラミドを配合
「リピジュア」って聞いたことありますか?
美容師さんにダイアフラベールをおすすめして、リピジュアが入っているんですよ~という話をしたら「リピジュア知っている!!」と反応してくれて、ちょっと意外な感じがしました。どうして知ってるんですか? と聞いたところ、少し前からシャンプーなどに配合されるようになったので、美容業界でも知られた成分なのだそうです。私のほうこそ、へ~という感じでした。たしかに、前に化粧品の成分表示を見ていて、リピジュアと書いてあるのを見つけて、こんなところにもリピジュアが! と驚いたことがあります。いろいろなところに使われているんですね。
リピジュアとは
リピジュアとは日油株式会社の登録商標です。
細胞膜と同じ構造と重合可能な構造を併せ持ったMPC(2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン)モノマーをつなげて、ポリマーとした製品を、リピジュアシリーズとして展開しているそうです。
保湿剤だけではなく、コンタクト用品や診断薬などさまざまな分野に応用されており、日油株式会社のHPには難しいこともたくさん書いてありました。保湿剤に関連することとしては、下記のようなことが書かれていました。
①吸湿をしてもベタツキが少なく、良好な保湿性を示す。
②リピジュアは水洗いしたあとも、皮膚にとどまり続け、良好な保湿性を示す。
→リピジュアとヒアルロン酸ナトリウム水溶液を皮膚に塗り、角層水分量を測定したあと、塗布部位を水洗いする。さらに1時間後に塗布部位の角層水分量を測定するという試験を行なったところ、塗布前を1.0とすると、塗布後はどちらも1.5程度に上昇。水洗いしたあと、ヒアルロン酸ナトリウム水溶液のほうは1.0程度へと減少したものの、リピジュアのほうは2.2程度へと上昇したという結果となったそうです。③刺激抑制効果を有する。
②にあるように、リピジュアには水洗いしても保湿効果が続くという特徴があるため、美容師さんのように水を頻繁に使う仕事をされている方で、かつ仕事柄こまめにハンドクリームを塗りなおすことが難しいという方には、うってつけの商品ではないかと思います。価格は販売店によって異なるかと思いますが、大体1200円~くらいかと思います。
他のハンドクリームと比べると高いと感じるかもしれませんが、水洗いしても保湿効果が続くことから、塗りなおす回数が少なくて済むので、長い目で見たら経済的かもしれません。よかったら試してみてください。
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