先日、歯医者に行ったときに「前歯が痛い」と訴えてみました。
訴えてみましたが、特別な治療はしませんでした。いろいろと説明を受けたあと、最終的にアドバイスされたことは「痛みの原因は足裏にある。ひろのば体操をやってみて」というものでした。そのときのお話を書いてみました。
前歯が痛いと訴えてみたら
初診にて
ちょうど1年前くらいから、いま通っている歯科医院に通い始めました。通うきっかけとなったのは「前歯(と歯茎)の痛み」でした。
定期的に同じところに痛みが出ていて、ずっとドラッグストアにあるこういったもの↓で対処していたのですが治らず、一度、歯科医院で診てもらおうと思いました。
私が初診で前歯の痛みを訴えたとき、先生からいわれたことは「かみ合わせが原因」ということでした。かみ合わせがおかしいために、前歯に負荷がかかっている。そのために定期的に痛みが出るのだろう、とのことでした。その歯科医院の先生が、「かみ合わせ」にこだわり(信念?)をお持ちだということは前情報として知っていたので、「やっぱりそこにつながってしまうのか・・・」と少しもやもやとした気持ちで聞いていました。
治療としては、「(何年も前に別の歯科医院で詰めた)白い詰め物を少し削る」ことしかしませんでした。ちょっとうさん臭さを感じつつも驚いたのは、少し削っただけなのに、とてもすんなりとかみ合うようになったことです。
自分では「うまくかみ合っていない」実感はなかったのですが、少し削られた状態でガチガチかんでみると、それまでのようなわずかな引っかかりがなくなり、すんなりと上下の歯が合わさるようになりました(削ってはじめて「いままでは引っかかっていたんだな」ということに気がつきました)。いまとなっては数年もしくは十数年の間、おかしなかみ合わせに何の違和感も抱かないまま過ごしていたことが信じられません。さらに驚いたことに、数日後、前歯の痛みが消えました。ただ、残念なことに数ヶ月後また痛みが出るようになってしまいました。
定期健診にて
3ヶ月に一度、定期検診を受けています。そのときに、「再び前歯が痛むようになった」と相談してみました。前回は妊娠の可能性があったのでできなかったレントゲン撮影を、その日行ないました。
先生からいわれたことは「あなたの顎は右側にずれている。前歯が痛くなるのはそのずれによって、負荷が生じるからだよ」ということでした。
先生がいうには、上顎と下顎の骨(頭蓋骨)は筋肉でぶらさげられたブランコのような状態。だから簡単にずれ得る。さらに、頭蓋骨は脊椎に乗っかっているやじろべえみたいなもの。脊椎が傾けば頭蓋骨も傾くけど、頭蓋骨を傾いたままにするわけにもいかないから、よっこいしょとまっすぐに修正している。それが、顎のずれ(→かみ合わせが悪くなる)につながっている。だから「前歯の痛み」は「かみ合わせ」に原因があって、「かみ合わせ」が悪い原因は「姿勢」にあって、「姿勢」が悪い原因は「足裏」にあるから、「ひろのば体操」をやってください、とのことでした。
「ひろのば」体操とは?
はじめて聞いたとき、「ひろのば」・・・?「ひろば」じゃないの? と思いましたが、足の指を広げて(=ひろ)伸ばす(=のば)から来ているそうです。「ひろのば体操」とは、湯浅慶朗が開発した足指を広げて(=ひろ)伸ばす(=のば)、足指のストレッチのこと。足指を伸ばすことによって体のバランスがよくなり、悪い症状が消えていきます。健康維持や病気予防が目的なら、左右の足を合わせて1日1回、5分もやれば効果があります。
(YOSHIRO STUDIO HPより引用させていただきました)
詳しいやり方はYouTubeなどでも見ることができますが、本当に簡単で、手の指を足の指の間に入れて、足の甲を上下に曲げ伸ばすだけです。ゆっくりやって、ちょうど5分くらいかかりました。
私は入浴後に「ひろのば体操」をやってみることにしました。まだ始めて数日なので、実際に何か変化があったのかお伝えすることはできませんが、数ヶ月続けたときにどうなったか、ご報告できればと思います。もし同じように原因不明の歯の痛みにお悩みの方がいらっしゃいましたら、とても簡単にできる体操なので一緒に始めてみませんか。
ちなみに、こちらの「ひろのば体操」はNHKの「ためしてガッテン」でも紹介されたようです。腰痛やひざの痛みの改善にも効果的?!といわれていました。
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